森木製菓

果たして社長になれるのか!?

どうしてラオスで働いてるの?日本人の若者としてできることは?

サバイディー!
日本に戻ってきた森木です。



まず、"2週間以上ブログを更新しない"というのをまたやらかしてしまったことをここにお詫び申し上げます。

言い訳は何もありません。ただ更新してませんでした。


そして久々の今回の記事では、「なぜラオスで働いているのか」「日本人の若者はラオスで何ができるのか」などについて書いていきます。

ここ数日ふと思っていたことであり、私の頭の整理もかねて。


そもそもラオスで何してるの?


あまり詳しくは書けないけど、ラオスの田舎のプロジェクトのプロジェクトマネージャーをやらせていただいております。

でも働いている場所はその田舎ではなく、首都ビエンチャンです。

年に5回ほど出張に行きますが、移動手段が"13人乗りの小型飛行機"か"半日以上かかる車移動"の2つしかないのでつらいです。

でもプロジェクトマネージャーなので、頑張って行っています。

行って「問題はないかな?いつもありがとう!」と言って帰ってきています。


どうしてラオスで働いているの?


では、そもそもどうしてラオスで働いているのかというと、「自分のやりたいことのため」ラオス人が好きだから」です。

こういうアジアで働く若者は「なんとかしてやりたい、自分の手で!!」という人が多い印象ですが、私は知り合いに声をかけていただいた派閥なので、そういうのは全然ありませんでした。


そして、自分のやりたいことっていうのは文章を書くことで、それでラオスならまだブルーオーシャンだし、自分の時間もたくさん持てるしちょうどいいじゃーんと思ったわけです。

しかし実際はたまに更新をめちゃくちゃサボるという有様です。

でも仕事において、自分の書いた文章で商品が売れていったりするのはとても嬉しく思います。

これでブログもちゃんとやれたらもっと素晴らしいんですけどね。(頑張って)


あと「ラオス人が好きだから」っていうのは文字そのままラオス人の優しさやゆったり感が好きで、私は働くのはあまり好きではないのですが、この人たちのためなら頑張れそうと思えたのでした。

つまりはラオス人のおかげで、人間として営めているのです。

以上の2つの理由から、ラオスで働くことにしました。


ラオスで日本人の若者ができることは?


初めてラオスに行ってからもうすぐ1年がたちますが、そのときは正直ラオス人は仕事においてあまり何もできない」とひどいイメージを勝手に抱いていました。

しかし実際は外国語を喋れるラオス人もいるし、パソコンも普通に使いこなせているし、今の職場では特に困ったことはありません。


そして私がプロジェクトの組織図で上の方にいられるのも、日本人だからってだけです。

25歳なんてまだ社会人経験も知識も全然ないから、現地スタッフの方が社会人としては上ですよね。

それを考慮した上で私ができることってなんだと考えたら、知識を輸入してくることだと思いました。


さっき"外国語を喋れるラオス人がいる"と書いたけど、それはかなり少数派だし、そもそもラオスで使われているラオ語はホームページや書籍において、ほとんど訳されることはありません。

(これに気が付いたのが、日本で行ったラオス人向けの講習会で「〇〇のやり方を教えてください」という超初歩的な質問が出たときです。私は「調べれば出てくるじゃん!」と思いましたが、調べても彼らが分かる情報が出てこないこともあるんだと知りました。)


かろうじてテレビの影響でタイ語が分かるから、情報が完全に遮断されているわけではありませんが、けれど英語や日本語に比べたら得られる情報は少ないでしょう。

だからその辺りを私のまだ若い頭にしっかり入れて、向こうで生かすこと、それができることなのではと思います。

逆にラオ語は分からないので、現地の人とのコミュニケーションはスタッフでないとできません。


もっと営業力がある人は、どこかの団体に申請して資金を手に入れたり、あと特定の分野において専門性がある人(これはある程度年を重ねた人)なら、それこそその経験で誰かを助けることができるでしょう。

けど一般的な若者ができるのは、情報を持ってくることなのかなと思います。



というのが最近考えていたことです。

もしかしたら「もっとやれることはある!!」かもしれないけど、特にアジアに熱い気持ちもない私が思うのはこのようなことです。


まだ時差ボケで23時の感覚なので、ちゃんとお勉強をしてから寝ます。

以上!!!



やることが無さ過ぎるおかげで、ようやくジム通いを始めました

サバイディー!
ビエンチャンは今週ずっと雨らしいですね、森木です。



25年生きてきて、ようやくやっとついにとうとうジム通いを始められました。


というのも今までの私は本当に口だけで、例えば


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「ジムに通おうかな」と言って結局通えなかったし、


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「筋トレをしておきたい」というのもやはりただの願望だったし、


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あげく「モテたいからジム通いを始めた」かと思いきや、1,2回お試ししただけでした。



こんな感じで今までの「ジム通うぞーーー!!!」あるいは「筋トレをついに始めたぞーーー!!!」は全て虚言だったのだけど、今はちゃんとある程度のペースでジムに通えています。

25年間生きてきてやっとです。

ちなみにどうして通い始めたかというと、理由は4つあります。

  1. ラオスのジムは安い
  2. 家から徒歩3分くらいの距離にある
  3. モテたい
  4. ラオスは本当にやることがない


家の近くのジムはかなり安くて、女性は1回15,000kip(=約190円)で利用できます。

まぁエアコンが付いていないのが致命的なのですが、夜の比較的涼しくなり始めた時間に行けば大丈夫です。

ちなみに友達が行っているエアコン付きシャワー付きのジムは30,000kip(=約370円)みたいです。

どっちにしろ安いですね。


そして単純に家から近いから行きやすいのと、これは前から言ってるけどまじでモテたい。

年相応あるいはそれ以上に若い、さらに程よい肉体を手に入れて、渋谷にいる男性の12%くらいに抱きたいと思わせたいです。


あとは、ラオスでの帰宅後は本当にやることがありません。

まず仕事が終わるのは16時、それから人と喋ったり多少の残業をしても18時前には余裕で家に帰れてしまいます。

ブログを書いたりYouTubeやCNNを観たりしても、まだ時間が余ります。

結果あとはジムに行くしかないと思いました。


東京にいるときはコンビニとか本屋に行ったりっていう選択肢もあったけど、家の近所にジムしかないので本当にジムに行くしかないんです。


ちなみに私が行っているジムはこんな感じで、結構ちゃんとしてるでござるよ。


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↑撮ってみたかっただけ


ペットボトルの水やジュースも買えるし、ウォーターサーバーもあります。

勝手にメニューを説明すると、いつもはじめに自転車を15分くらいこいで、それから太ももや腕、胸筋、腹筋を鍛えるようにしています。


それで事務所にトレーナーではないけどそれ系の方がいらっしゃるので見ていただいたら、「骨盤が立ってるし、お尻のたるみも良くなってきた!」とのことでした。

嬉しいですね!

この前「お尻がちょっとたるんでますね」って言われて結構ショックだったので本当に嬉しいです。


新卒で入った会社でも「お前ってお尻がたるんでるからなぁ」と同僚に言われたことがあって、以来じわじわと溜まっていた"お尻のたるみを指摘されるメーター"がそのときついに爆発して、それでジムに通い始めたのもある気がします。


でもおかげ様で最近少しモテるようになりました。

連絡先を聞かれたり、実際にメッセージが来たり食事に誘われたりします。

だけど全員おじさんだし、さらにはもれなく既婚者なのでなんかただ「いける女」になっただけなんじゃないかと、不安な気持ちでもあります。


まぁいずれにせよ魅力的な女性になるために頑張ります。

頑張りますって言うか、ジムに行くしか選択肢がないのでまたそれを選択し続けます。


以上!!!



僕はミカちゃんを嫌いになった方がいいのかもしれない

今日はミカちゃんと一緒に帰れた。

実は、僕の家とミカちゃんの家は割と近所にある。

中1の初めの頃はよく一緒に帰ってたんだけど、今はミカちゃんと僕の放課後が合わなくなってしまったから、ほとんど別々なんだ。

でもだからこそ、久しぶりに帰り道を独り占めできて嬉しかった。


最初は、今日の授業で分からなかったこととか、学校の側に新しくできたセブンイレブンのこととか、そんな他愛もない話をした。

だけど、だんだんとやっぱりタクヤの話題になっていって、ミカちゃんは"ただの最近の仲良し"みたいな扱い方をしていたけど、僕には分かるんだ。

ミカちゃんの表情が生き生きすればするほど、僕の口角はうまく上がらなくなっていった。


タクヤは凄い人」


それは僕だって知っている。

タクヤがいないと今のチームは回らないとか、誰よりも練習しているとか、彼に興味を示さないように生きていても分かることだ。

それから、この頃タクヤは読書を趣味にし始めたらしくて、特に考え方について勉強したいそうだから、ミカちゃんは僕にそういった類のオススメの本を聞いてきた。

(僕はできれば、僕の好きな本を聞いて欲しかったけど、でもミカちゃんに嫌な人だと思われたくないから)読みやすそうなのを2,3冊教えてあげた。

ミカちゃんが僕のことを"本を読むのが好きな人"と認知してくれているだけで嬉しかったけど、その後もまた話題にあがるタクヤと比べたら、なんだか自分がみみっちく思えた。


そして目の前の子が「タクヤってね、」「昨日のタクヤはね、」と口にするたびに、褒められない自分が嫌になった。

僕だって、映画部の副部長をやって、図書委員だってよく良いアイディアだって言ってもらえるのに、君は僕のそんな一面を知らないんだ。

君がキャーキャー言っていた、サッカー部のあの新入生歓迎ビデオを制作したのは僕だ。

君がよくチェックしている、普段の活動の様子を撮影しているのも僕。

廃部になりそうだったサッカー部の、部員募集ポスターの文面を考えたのも僕なんだよ。


僕が何にもしなきゃ、ミカちゃんは"タクヤの凄さ"なんて気が付かなかったかもしれないのに、こんなにも沢山の情報を提供してあげているのに、その僕のことなんてすっかり頭に無いようで。

家に着いてから、僕は好きだったミカちゃんに憎しみを抱いてしまって、それから彼女のことは嫌いになった方が良いのかもしれないと思った。


そもそも僕とミカちゃんは生きている世界が違う。

僕はスポーツに興味がないし、ミカちゃんは作品に興味がない。

そんなミカちゃんに認められようとあがいていたこと自体が、無意味だったのかもしれないともっと早く気が付くべきだった。


だから大好きなあの子をこれ以上嫌にならないために、もう好きになるのはやめようと思う。

無邪気に話しかけてくるその姿を、僕の中で綺麗なままにしておきたいんだ。



ラオスの浮気事情を知りたい

サバイディー!
姿勢を良くしたい森木です。



ラオス人男性は浮気をしやすい」というのをよく聞きます。

仕事でラオスに来ていると"ラオス人男性と結婚する"というのも選択肢に入るのですが、日本人の女友達とその話題になったときは大抵「でも浮気性だから嫌だね~」という結論に至ります。


実際に既婚者なのに「会いたい」というメッセージを送ってきたり、飲み会のときの距離感が近かったけど後でFacebookを見たら子供もいるじゃん!っていうことがたまにあるのです。

だからもー妻子持ちで浮気とか最低ρ(`O´*)って思ってたんだけど、よく考えたらラオスで浮気をするって超難しいんですよ。(※ここでは浮気=密室で2人になることと定義します)


例えば日本、もっと狭くして東京で浮気をするとしたら、LINEか何かで連絡を取り合って、当日は飲み屋に行ってそれからラブホという流れになると思います。

純粋なのでよく分かりませんが。


しかしラオス、こちらも首都ビエンチャンで浮気をしようとすると、まぁ連絡手段はWhats appやメッセンジャーがあるんだけど、いかんせん街が狭いんですよ。

小さいコミュニティで生きている私ですら、街に出ると90%の確率で職場の人か日本人の知り合いに遭遇します。

それからラブホテルが無い。

これは超致命的です。

ビエンチャンではゲストハウスや普通のホテルは観光客向けにあるのですが、ラブホは観たことがありません。


でもそう考えたら浮気できなくないですか???

あるいはゲストハウスに泊まって事に至るのでしょうか。

いずれにせよ何かをしたらすぐに見つかりやすい環境ではあります。



待って、真剣に考えよう。

例えば、私がラオス人と結婚していて、でも菅田将暉くんと仕事で一緒になって話が盛り上がって後日飲みに行こうということになったら。

あっ、だけどこれって菅田くんが泊っているホテル、あるいは独身だったら住んでいる家に行けばいいだけだから超簡単ですね。


万が一菅田くんが既婚者だった場合は、車の中とかでしょうか。

でも車の中でもバレますよね。どこに車止めればいいんだろう。もしかしたらそういう駐車場とかがメコン川沿いとかにあったりして。


そもそも冒頭で"ここでの浮気は密室で2人になること"だと勝手に定義したけど、ラオス人の浮気判定がめちゃくちゃ厳しいっていう可能性もありますね。

あるいは先ほども言った通りバレやすいから浮気性って思われているだけで、実際の割合は日本と変わらないとか。


今ネットで調べたけど、やっぱりなんか堂々と浮気をしているっぽいですね。

確かに振り返ってみれば、今までのヤバい既婚者たち、既婚者だと分からないほどに平然と誘ってくる傾向にありました。


浮気判定が厳しいっていうか、もっと頑張って浮気してください。

というか浮気しないでください。


以上!!!



【日記】太宰治に激おこぷんぷん丸

サバイディー!
自転車に乗るのが楽しい森木です。


タイトルの通り、この週末をとても憂鬱な気持ちで過ごしています。

なぜならまた太宰治を読んでしまったからです。


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今週は『斜陽』と『ダス・ゲマイネ』を読んだんだけど、斜陽を読んだ後はやるせなさが破裂しそうになりビエンチャンの夜の大通りをマウンテンバイクで疾走するなどしました。

それからダス・ゲマイネは内容的にはよく分からない部分もありますが、主人公がやっと自分の言葉を手に入れたけどそれがつまらなすぎてそのまま電車にはねられて死ぬという箇所で心をやられ、それから何のやる気も起きません。


昨日の夜は友達数人とご飯を食べに行く予定だったのだけど、外出する気分になれずそのままおうちに引きこもってしまいました。

そして今日もずっと家にいます。

ただこのままだと本当に精神に良くないと思い、スーパーにだけは行きました。


この状況を回避するために『陽気なラオス人がいる環境で太宰治を読めば憂鬱にならないんじゃね?』という実験を行ったのに、それに従わずまた1人で部屋で読んでしまったのが今回の完全な敗因です。


なんだかもう太宰治に対してだんだんイライラしてきました。(なんで)

もうラオス滞在中は読むのをやめます。

この前なんて間違えてワインを一晩で1本あけてしまったんです。

それでも楽しいのなんてほんのひと時で、その後はただただ眠れず「次の日仕事なのに何やってんだ…」と虚無が増しただけでした。


仕事中も「なんでもいいから人を傷つけない程度の悪いことがしたい」などのよく分からない発言をしてしまったし、このままではラオスにいるのにどんどん心が荒んでいってしまいます。

というか"ラオスで1人で太宰治を読む"という行為自体あまり良くないですよね。

少し寂しい東京で読むのなら環境と心境がマッチしてよろしいのかもしれないけど、こんな楽しいラオスで読んだ後の自分が生きている世界と心の中とのギャップに処理が追い付かないのもあるでしょう。


もうラオス渡航太宰治の本を持ってくるのはやめます。

高校生のときに友達にもらった『なでしこの恋愛教科書』とかがちょうど良いかもしれません。

あとはギャグマンガ日和とか生徒会役員共とかそういうのを持っていくようにします。



とりあえず今回の心の荒みはどうやって治そう…。


あっ!



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以上!!!

(※さすがに1人では飲みません)



僕の好きを好きになって

 

今日は、ミカちゃんはサッカーの練習を見に行っていなかったようだ。

 

だけど友達がきっと何の気なしに言った「タクヤといるときのミカちゃんって楽しそうだよね」という発言で、僕は落ち込んでしまった。

 

そんなのは僕だって分かっていたし、友達はただ事実を言葉にしただけだ。

 

でも僕は悲しい気持ちになった。

 

僕じゃない、誰から見てもそうなんだ。

 

 

それから、僕もサッカー部に入ろうかと思った。

 

サッカー部に入ることで、ミカちゃんの視界に入る時間が増えるなら、少しでも他の人より興味を持ってもらえるなら、僕は走るのが苦手だけど頑張ろうと思う。

 

そしてタクヤなんかよりもずっと上手なプレーをして、ミカちゃんに褒めてもらうんだ。

 

ミカちゃんは僕のためにサッカーの試合をテレビで見るようになって、僕が練習試合の日をミカちゃんに教えてあげるんだ。

 

 

でも、僕だって本や文章への熱意は、タクヤのサッカーに対するそれとほぼ一緒だ。

 

だけどミカちゃんは読み物に興味がないんだ。

 

僕がどんなに面白い本を読んでいようと、学校で選ばれるほどの文を書こうと、誰よりも僕を賞賛してくれない。

 

僕の好きなものを同じように好きになって、そうして僕を認めて欲しい。

 

タクヤと同じように、一緒にいるだけで幸せになって欲しい。

 

 

 

 

 

ラオスの自転車イベントでマウンテンバイクに目覚めて購入した話

サバイディー!
ようやく雨が降って嬉しい森木です。



先日、EU(ヨーロピアンユニオン)主催の"植林のために自転車で20km走ろう!"というイベントに参加してきました。


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そしてイベントのスタート時間がまさかの朝6時だったので、この日は4時に起きました。

ビエンチャンは、日中は5歩歩いただけで汗が出るくらいの暑さになるから、こんな朝早くからの開始だったんですね。


それで、最初は20kmという距離を事務所のママチャリで走る予定でいたんだけど、普通に考えて朝5時に行っても事務所って開いてないんですよね。

前日の寝る前に気が付いて、でも寮も付いているからあわよくば誰かが早起きしているのではと思ったのですが、全然あわよくありませんでした。


自転車イベントに出るのに自転車がないというワケの分からない状況になってしまったものの、今さら引き返すわけにもいかず、一緒に参加する人たちをせめて見送ろうと思い、とりあえず街へと向かいました。

すると運が良いことに、エントリー場所の近くにあるゲストハウスで自転車を借りることができました。


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自転車のレンタル代は1日10,000kip(約130円)で、保証としてパスポートか300,000kipを渡すというシステム。

自転車を返却したら、そのときにちゃんと返してもらえます。

ただなんとなくパスポートを知らない人に渡すのは怖かったので、そのときは現金の方を託しました。


余談ですが、ゲストハウスのおじさんにめちゃくちゃ気に入られたので、パスポートを預けなくて良かったです。

以前他のゲストハウスで宿泊情報からFacebookを見つけられたことがあったので。。


そして6時を過ぎてから一斉にスタートし、ビエンチャンの有名スポットを通りながら20㎞を走ります。

イベント中は道路を貸し切っていたので、広々と走れて気持ちが良かったです。


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ちなみにこのときにかぶっていた帽子は、5月にアフリカのために横浜を10㎞歩いたときにもらったものです。

今回の自転車イベントではTシャツをゲットしたので、何かのために移動をした参加賞で全身をコーディネートできるようにしていきたいと思いました。

でもなんかの回し者だと思われてしまいそうですね。


そして意外と80分くらいで20㎞を走り終わり、最後はパトゥーサイというラオス凱旋門の前でみんなで集合写真を撮りました。


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同時に25年生きてきましたけれど、初めて「自転車に乗るってこんなに楽しいんだ!」と気が付きました。

なぜなら私がいま日本で乗っている自転車も、ラオスで事務所から借りていた自転車もおもしろいくらい進まないからです。


この前友だちの後をついていったときに、その子の2倍くらいの回転で漕いだのに全然追いつけなくて悲しくなったことがありました。

しかし今回借りたマウンテンバイクは、いつもの半分くらいの力で漕いでも1.5倍くらい先に進むではありませんか。

私はあまりにも感動し、その日中にマウンテンバイク屋さんに行きました。(感動しすぎ)


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ビエンチャンセンターから割と近い位置にあるお店です。

あんまり良いのを買って盗まれても嫌なので、100$くらいで買えるマウンテンバイクを探しました。

本格的なものだと普通に10万円くらいで売っています。


それで購入したのがコチラです!!!!


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超カッコいいでしょ!!!!!!!

お気に入りすぎて、次の日にピカピカに磨いて30分くらい眺めてました。


ちなみにぴったり100$で、このマウンテンバイクとダイヤル式の鍵と店員さんの電話番号をゲットできました。

有吉みたいな顔の人でした。


それからというもの移動という移動はほぼ自分でしています。

今までは家と街の往復で70,000kip(約850円)もかけていたので、15回くらい行き来すれば元は取れる計算です。

それ以外も基本トゥクトゥクを捕まえていたけど、自転車ならお金もかからないし、好きなときに動けるし、何よりも健康的ですよね。


今日も太宰治の『斜陽』を読んだ後にやるせない気持ちが押し寄せてきたので、そのままマウンテンバイクで疾走してきました。

とても良い相棒を見つけて嬉しいです。


でもこれで日本に帰ってまたあの進まない自転車に乗るの嫌だな。

日本でも新しいを買ってしまうかもしれないです。


以上!!!