こんばんは。
最近暴飲暴食の鏡みたいな生活をしている森木です。
前回は確か、空港で涙を流しながらオーランサークルで出会ったイケメンに見送られたところまで書いたと思うので、今回はその続きを書きたいと思います。
日本から脱するとき、無くてはならないのが飛行機です。
しかし私は飛行機が怖くてしかたがありませんでした。
初めてではなかったのですが、最後に乗ったのは8年位前に北海道に行った時だし、フライト時間は2時間弱だったので大したことはなかったどころか、むしろ興奮していたように思います。
けれど今回のフライト時間は、その10倍の20時間。
途中で乗り継ぎをするにしろ、20時間もあの機体の中の1席でじっとしていなければならないと思うと、駆け回りたい気持ちでいっぱいになりました。
しかしその時は刻一刻と近づいてきます。
私は自分の席に座り「もう飛んでくれれば諦めがつくからとにかく早く離陸して欲しい」と友達にずっと訴えかけていました。
そしてしばらくしてから飛行機が動き出します。
じわじわと滑走路を走ったかと思いきや、突然ウイイイインと音を立てながらものすごいスピードを出し始めました。
飛行機にこんなジェットコースター機能がついているとは思っていなかったので、私はよく分からない声を発しながら精神を落ち着けていました。
機体が上に傾き始め、飛行機が離陸します。
この時点でなんとなく諦めはついたのですが、まだじっとしていなければならないという恐怖が私の中に残っていました。
けれど、よくよく周りを見てみたら飛行機は思っていたよりも広いし、いざとなったら窓を割って飛び降りればいいくらいの余裕さを持ったらなんとか大丈夫になりました。
そして席についていたモニターでベイマックスを見ました。
面白かったです。
うまく眠ることはできなかったけれど、思っていたよりも美味しかった機内食をもぐもぐしつつ適当に映画を見ていたら乗り継ぎの空港に到着しました。
この時点で13時間くらいのフライトです。
もう座りたくありませんでした。
その空港はすごくきれいで、気温は日本よりもずっと暖かかったです。
そして待機時間がまさかの4時間くらいあったので、友達とコンタクトレンズの話をしたり、女子大生らしく写真を撮ったりしました。
なんやかんやであっという間に時間は過ぎ、フライト第2弾です。
確か、8時間くらい。長い。
しかも隣の席が全く知らない外国人だったので挙動不審が止まらなかったのですが、沢山話しかけてくれたり、私の食事が来るのが遅かったらCAさんに伝えてくれたりとすごく良い人でした。
で、また映画を見たりなんか変なボリボリしたニンジンのサラダを食べたりしていたら、目的地のアイルランドに到着!!!
気温は東京と同じくらいと書いてあったのに東京よりも少し寒かったです。
英語が飛び交う空間にわくわくしながらバスに乗り、この後大学でホストファミリーとご対面するのですが、第1話『森木、恐怖の飛行機』が思った以上に長くなってしまったので、次回にのばします。
放送作家には向いていなさそうです。すみません。
おやすみグッナイ