3年間大切に隠していたものがバレてしまいました。
皆さんは誰にも見つからないようにしているものってありますか?
私は大学時代からずっとバレないように守ってきたものがありました。
それはもしかしたら誰しもが持っているかもしれない、虫歯というものです。
絶対に知られたくなかったのに、つい最近見つけられてしまいました。
私は割と親の顔色を伺いながら生きてきたのですが、それでもかわし続けていた2大セリフがあります。
それは「公務員になりなさい」と「歯医者さんに行きなさい」です。
公務員は恐らく向いていないし、歯医者さんなんてもっと嫌でした。
なぜなら虫歯を治しに行っただけのはずだったのに、メスを入れられたことが2度もあるからです。
そう、私は歯医者さんの実験患者なのです。
だから歯が爆発するまで絶対に行くものかと、3年前を最後に思いました。
そんな私が今回なぜほいほいと行ってしまったのか。
それは森木母に騙されたからでした。
1ヶ月ほど前にこう言われたのです。
「ホワイトニングやってもらったら? お母さん今日歯医者に行くから、ついでに予約しておくよ」
ホワイトニングは超やりたいですよね。
だって歯が綺麗だと印象が良いし、また1つ新たな自信がつきそうじゃないですか。
そのホワイトニングを親負担でやらせていただけるというのだから、断る理由はありません。
私は2つ返事でOKを出しました。
が、よく考えてみて下さい。
ホワイトニングをするということは、歯を見られるんですよ。
これは絶対に虫歯の治療コースです。
しかし気付いたときには時すでに遅し、抵抗空しく私は歯医者さんに行ったのでした。
朝晩歯を磨いてきたし痛みもないから大丈夫かなと思ったらそんなことはなく、前回は虫歯を見つけられ歯磨き指導を受けて終わりました。
そして今日から治療開始です。
小さい虫歯かと思ったら、麻酔を3本も刺されました。
私が行く歯医者さんが使っている麻酔針は、打つと同時にきらきら星が流れるのですが、それは癒しではなくこの世の終りの音楽にしか聞こえませんでした。
治療中のことはよく覚えていません。
ですが、あの動くライトに書いてあった"OSADA"の文字だけは思い出せます。
次回も麻酔をしますと言われて終わりました。
もう行きたくありません。
どうすればいいでしょうか。
ベストアンサーの方には知恵コインを500枚差し上げます。