こんばんは!
弟の部屋をのっとった森木です。
この前久々に聴いていてお腹が痛くなった歌がありました。
私が好きなTheピーズの『シニタイヤツハシネ』という曲です。
中途半端な状態にいる人なら、誰でも良くも悪くもグサグサくると思います。
↑のPVには入ってないけど、“わざと焦ってるんだ“とか“五体満足のままで しねえ“とか。
知らないフリをしていたことを目の前に突き出されたという感じです。
中でも一番おっしゃる通り!と思ったのが“ヒマなオイラは後悔する タラレバと"という歌詞。
本当に思考ぐるぐるで落ち込みモードに突入するときって、99%時間があってタラレバが止まらないときなんです。
目の前のことを何も捉えずに、頭の中でずっとあぁすればこうすればと考えてしまいます。
しかもたいてい同じ後悔を何回も思い出すんですよね。
勉強で複数回繰り返せば記憶していくのと同様に、そういう後悔とかも考えれば考えるほど頭に定着していってしまうものです。
それでふとした瞬間に簡単にスイッチが入ったりしてしまいます。
私が大学の就職時期にうつ状態から脱したキッカケは超単純なことで、目の前の明太子ご飯をちゃんと美味しいと思いながら食べたことでした。
そんなの当たり前レベルのことかもしれないけど、本当に追い詰められてるときって現実をちゃんと見る余裕もないんです。
テレビも観たくない、誰とも話したくない、外はうるさい。
そうして自分の頭の中に意識を持っていってしまい、なんの生産性もないネガティブのループに巻き込まれてしまいます。(たまに発見はあるけど)
それに一番の要因は、"そんなこと"を何度も考えるだけの時間があったことです。
毎日忙しくしていれば、タラレバよりも今あるいは先のことに集中する状況に嫌でもいることになります。
そんなことを思い出して、おあ~~んってなりました。
何より最近ちょっとそれモードに突入しかけていたので、はっと気付けて良かったです。
お布団タイムを減らすためにはやく暖かくなって欲しいです。
他も"暮らしを変えるより夢を変えたいわ"とか"やりたいことが多すぎて何にもやりたくなくなっちまった"とか、本当にこの歌が宗教だったら入信していたレベルの歌詞だらけでした。
苦しさで白目になってしまう一方で、「おい、そんな暇があるなら動け!」とどこか鼓舞される歌でもあります。
そして私はこれを聴いていて、ある人が思い浮かびました。
それは夢を追いかけて仕事をやめてしまった菅田将暉くんです。
彼女役はのほほんとした吉岡里帆さん。そして現実的で落ち着いた元バイト先の先輩の麻生久美子さん。
吉岡さんはごく普通のOLで、菅田くんにたまに「仕事は順調?」って聞く程度。
踏み込みもせず、ただ生きている菅田くんを見守り寄り添っている感じです。
一方で麻生さんはいつまでもふわふわしている菅田くんを冷静に分析します。
「あなたは夢という響きに甘えているんだ」とか「突き進むにしろ諦めるにしろ、それを後押しする理由を欲しがってる。結局1人じゃ動けないのよ」とかそんなことを言ってきます。
そして菅田くんがとる決断はいかなるや。
良いですね。彼女の部屋でぼーっとしている菅田くんとか撮りたいですね。
やっぱり来世は菅田くんと同じ映画サークルに所属する女の子とかになりたいです。
というか超絶全然違う話になってしまいました。
また絶対暇になるからこの脚本でも書こうと思います。
以上!!!