今朝、下駄箱でミカちゃんと遭遇した。
僕が挨拶をするよりも前に、ミカちゃんが「おはよう」って言ってくれた。
笑顔だった。
僕の今日がここで終わればいいのにと思った。
ミカちゃんはそのまますぐに友達と合流して教室に行った。
僕は図書館に本を返してから教室に向かった。
午前中まではいつも通りだった。
国語の時間に当てられそうになって、そわそわしているミカちゃんが可愛いと思った。
でもお昼休みにまたタクヤがミカちゃんに近付いていた。(ちなみにミカもタクヤもこのブログ上のあだ名である)
2人は音楽の話をしていた。
ヨネズ?ヅ?なんとかとか、ラッドとか僕があんまり聴かないようなやつ。
CDを貸す約束なんてして、タクヤの下心が丸見えでなんかムカムカした。
僕だって音楽はたくさん聴くのに。
でも僕が好きな音楽をミカちゃんに勧めたら、嫌われちゃうかもしれないな。
でもミカちゃんがあんな汚い音楽を部屋で1人聴いていたら最高だな。
僕も爽やかな音楽を聴こうと思ったけど、それじゃタクヤと一緒になっちゃうからやめよう。
ありのままの僕をミカちゃんが好きになってくれたら嬉しいな。
もし好きになってくれなくても、それは本当に合わないってことだからしょうがない。
仮にヨネヅを聴いてそれでも好きになってもらえなかったら、僕は自分の選択を後悔してしまうだろう。
それは嫌だから今日も銀杏BOYZを聴く。ゴイステを聴く。
いつかミカちゃんが興味を持ってくれたらいいな。持ってくれなくてもいいんだけど。
また明日もあの「おはよう」が聴けますように。
おやすみなさい。
(※銀杏BOYZのライブに行ってきましたということです。)