サバイディー!
また出張で他県に行ってきた森木です。
そう、以前書いた『ビエンサイ』という町に1か月半ぶりに行ってきました。
それで今回、色々とやることがあって、そのうちの1つとして会場設営をしたんです。
翌日にプロジェクターを使う予定で、でもスクリーンはなかったから白い紙で代用しようと思ったら、こう会場が予想と違ったんですよね。
普通に事前に写真を送ってもらえばよかったのだけど、もう完全に思い込みをしていて、他のスタッフと事務所に代わりになるものが無いか慌てて探しに行ったのです。
で結局それっぽいものも無く、もう真後ろの壁に映そうかとかいろいろ考えながら戻ったら、会場に残っていたスタッフだけじゃなくて、今回私たちについて下さった運転手、更に会場の管理者までもが設営を手伝ってくれていました。
それだけで感動したのに、スタッフの1人が「県の人に聞いたら貸してくれるって」と言ってきて、都民の私からしたらそんなレベルの人がスクリーンを貸してくれるなんてなんか恐れ多い感じがするし、というか聞いてくれたこともありがたい。
そして今担当している活動は始まったばかりで、組織図で言ったら私が責任者の立場になるから「本当に申し訳ないです。助けてくれてありがとう」とスタッフに言ったら「良いんだよ。これは一番最初なんだから分からないことがあって当然。経験だよ」って。
あと県の人にも謝罪とお礼を伝えたら「大したことないから大丈夫だよ。困ったことがあったらいつでも言って」なんて返されたので、便利で冷たい東京では感じることができない温かさに触れて、24歳にもなって偉い人の前で大号泣してしまいました。
今回は大きなイベントだったから特にだけど、私はおポンコツなので日常でも本当に色んな人に助けてもらいながら生きていて、そのたびにラオス人の素敵な一面を沢山発見しています。
日本人ももちろん優しいです。
でもあまり便利じゃないラオスだからこそ、助け合いの精神が強くて、あぁそういうところって良いなぁと渋谷が庭だった私は思うわけです。
ラオスもどんどん発展してきているけど、この感じは忘れないでいて欲しいな。
と、そんな素晴らしエピソードでした。
今日戻ったばかりでおねむなのでここまで。