サバイディー!
毎朝雨の音で起きる森木です。
私が以前住んでいた家は、お寺から割と近いところにありました。
それで毎朝6時頃になると、「カンカンカーン」と鐘のような音が聞こえてたんですね。
ずっと何だこの自然目覚ましはと思っていたのですが、どうやらラオスには托鉢(たくはつ)という文化があるそうです。
たく‐はつ【×托鉢】
[名](スル)僧尼が修行のため、経を唱えながら各戸の前に立ち、食物や金銭を鉢に受けて回ること。乞食(こつじき)。行乞(ぎょうこつ)。
そして調べてみると、どうやら誰でも参加できるっていう言い方はおかしいけど、観光客も外国人も体験することができるとのこと。(ただしマナーは守りましょうね)
アイルランドに行ったときは"観光客は教会に入れない"と言われ、宗教に関してはそういうものだと思っていたから、ちょっと驚きました。
ちなみに托鉢は先ほども言った通り、毎朝6時頃から至る所で行われています。
そのため当日は5時50分頃に起きて、ラオスのシンという伝統衣装に着替えました。
↑最近お気に入りのキョロちゃんコーデ
それから肩から斜めに長い布をかけます。
よく托鉢をしている事務所のスタッフの写真を撮らせてもらったのですが、こんな感じです。
こうやってゴザを敷いても良いし、立ったままでも椅子に座ってもいいみたいです。
それから修行僧の方々に渡す食料は、お菓子や卵やフルーツ、お米など。
オレンジの衣装を着た僧が来たら、1つか2つずつ鉢の中に入れていきます。(お米は小さめに握って渡す)
最初はもっとゆったりと行うかと思っていたのですが、実際はイベントの入場確認並に忙しかったです。
もうチケットもぎりならぬ、米もぎりでした。
その日は10名くらいの僧の方に食材を渡して、最後にお経を唱えていただき終わり。
早起きしたのもあってか、なんとなくスッとした気持ちになりました。
始まってから終わるまでにかかった時間は、15分くらいでしょうか。
今回私は居住地のビエンチャンで参加しましたが、観光地のルアンパバーンも托鉢の体験で有名だそうです。
ラオスに来た際は、ぜひ体験してみてくださいね。(眠くなってきた)
以上!!!