森木製菓

果たして社長になれるのか!?

『愛がなんだ』を観てきましたキイイイイイイイイイイイ

こんばんは!
吉祥寺に行ってきた森木です。



今年の4月に公開されていた『愛がなんだ』という映画。

予告編はいかにも恋人っぽいシーンから始まるのですが、その後に流れる「どうしてだろう。私はいまだにタナカマモルの恋人ではない」というナレーションがめちゃくちゃ印象的でした。


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結局公開時は観に行かなかったのだけど、たまたま吉祥寺のアップリンクという映画館で上映をしていたので行ってきました。


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それでこの映画では、岸井ゆきの(テルちゃん)が会社をクビになるほど成田凌(マモちゃん)にずぶずぶにハマっていってしまうのですが、もう本当に成田凌に石を投げたいと何度思ったことか。


マモちゃんが超典型的な気まぐれボーイで、無意識に女の子を上げて落として沼にはめていってしまうんですよね。

都合が良いときだけ家に呼んで、恋人っぽくしたかと思えば突然連絡が途絶える…でも完全に離れることはしないので、女の子側としては期待をしてしまう、そういうタイプなんです。

だからテルちゃんが距離を置こうと頑張ってもなぜかタイミングよく(悪く?)連絡が来たりして、そういうのを見るたびに成田凌引っ込んでろ!!!」と怒りたくなってしまいました。


そしてこの映画を単語で表現するとすれば、『エゴ』と『プライド』と『救済』だなぁと思いました。

テルちゃんにもマモちゃんにもエゴがありまくり、そしてテルちゃんにはきっと今までの自分の努力をあっさり諦めたくないというプライドが、あとマモちゃんに自分を投影することで自身を救いたかったような気がします。


あとテルちゃんの友だちでナカハラっていう銀杏BOYZを聴いていそうな男の人が出てくるんですけど、その人のストーリーも良かったです。

彼もまたテルちゃんと同じである女の子にとって都合の良い存在なのですが、テルちゃんとは対照的にきっぱりと関係を断つ道を選ぶんですね。


それでそこまでの過程でもくるものがあったし、何より"忠実な家来に命令を繰り返すうちに残酷になった中国の王様の話"で言っていた、

「相手をダメにしてしまったこちら側にも責任がある。今でも大好きだけど、このままは良くない」

というセリフはもう抱きしめたくなる。


10月25日(金)にDVDとBlu-rayが発売されるそうなので、気になる方はぜひ観てみてください。

おねむなので今日はここまで。


以上!!!