森木製菓

果たして社長になれるのか!?

"鍛えている人はナルシストになりがち"という誤解を解きたい

こんばんは!
人生で1度は"ホワイトハウスの医師団"としてテレビで紹介されてみたいです。




私は月に1回、比較のために体の写真を撮っているのですが、今日その写真をまじまじと眺めていたら森木母からこんなことを言われました。

「自分のことが大好きなのね」



そう、そうなのです。鍛えている人は、自分が大好き=ナルシストと勘違いされがちなのです。

実際に私もジムに通い始める前まではそう思っていて、なんであんなに筋肉をアピールしたがるのか分かりませんでした。

それにあのしょうもない恋愛アドバイスサイトみたいなところにも、鍛えている人と付き合うデメリットとして"ナルシストである"が挙げられているのを見かけます。



しかしこれは違うんだということを私は言いたい。今日は。(どうぞ)

まず"鍛えている人が自分大好きである"と思われてしまうのって、筋肉が体の一部だからだと思うんです。

当たり前のことを言いましたが、ここがすごく重要になります。


では皆さん、小学校の図工の時間、あるいは中高の美術の時間を思い出してください。

そこで先生から、「粘土を使って好きなものを作りましょう」と課題を与えられます。

制作時間やかける金額に決まりはありません。


最初はかったるかったけど、少しずつ作業を進めていきます。

友だちと喋るためだけに放課後にも残って作業をしていたら、いつの間にか形になってきました。

せっかくだから良いものにしようと思って、絵具も少し奮発します。


そんな感じできっと時間を費やせば費やすほど、あるいはお金をかけるほどその作品に愛着が湧いてくるでしょう。

そう、それが筋肉なんです。

筋肉はただの筋肉ではなく、その人にとっての作品なのです。


だって納得のいく作品ができたら色んな人に見せたくなるし、いっそ完璧にするためには何回もチェックしたりしますよね。

ただ鍛えている人の場合、その作品が自分の体というだけなんです。

己への愛着がすごいからナルシストっぽく見えるのは分かりますが、どうしてちょっと煙たがられがちなのでしょうか。


だからもし皆さんが鍛えている人に写真を見せられることがあっても、芸術品あるいは夏休みの課題のあさがおの写真を見せられたと思いながら接してください。

そうすると、(なんでこんなアピールしてくるの?)みたいな不快感もなくなると思います。

その流れでぜひ私の3ヶ月前との比較画像を見て欲しいのですが、撮る角度の違いはあれど薄くなったし姿勢もよくなりましたよね。


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こんな感じで森木母に写真を見せたりすることもあるのですが、絵を見せたときは普通に褒められるのにこれに関してはなぜかウザがられてしまい腑に落ちないです。

手塩にかけたサボテンの写真を毎月アップするのと同じような感覚なんですけどね。


さて、なんか個人的な感情が大きかった気がしますが、誤解が解けたところでこの辺で。

最後にイケメン横川くんの肉体は本当に美しすぎてフィギュアか何かに見えてくるので、ぜひ。



2019男子日本ボディビル選手権 横川尚隆フリーポーズ【4K】




今日の変な夢

今日ジムのトレーナーさんに「背中が広くなってきましたね!」って言われて超嬉しかったです。

あまりにも嬉しかったので、「横川くんに近づいてるんですね!!」と言いながら肩をめちゃくちゃ鍛えました。


昨日は"シソンヌのじろうちゃんが夢に出てきて少し気になるようになっちゃった"という記事を書きましたね。

それで最後は「さて、今日は誰が夢に出てくるでしょうか」という言葉で締めくくりましたが、見事にまた芸人さんとお付き合いしている夢を見ました。

夢の中の私、節操が無さすぎですね。



そして今回のお相手は、パーパーのほしのさんでした。

しかもめちゃくちゃナルシストという設定で、私の行動はすべて俺が起因しているみたいな感じで、一緒に取ったプリクラを見返して(なんで付き合ったんだろう…)と本気で後悔するなどしていました。


さらには夢の中の私は芸人さんとして頑張っていたのですが、なぜか師匠がスーパー3助でした。

無言で立ち去るスーパー3助のことを追いかけて「お願いです、どこが気に食わなかったか教えてください!!!!」と必死に頭を下げているときは、どこか冷静に(何がキッカケでスーパー3助を師として選んだんだろう)と思っている自分もいました。


そういう変な夢を見て、その後3度寝くらいしたのですが、こういう時に限って毎回夢の続きが見れてしまってなんか悔しかったです。

もちろん昨日のじろうちゃんの夢のようなインパクトはなく、起きてからはただ(不可思議な夢を見たなぁ)と思うのみでした。

だから特にパーパーのほしのディスコにも、スーパー3助にも今以上の愛着とかは湧かなかったです。


今日はそろそろ普通の夢を見たい。

しかし普通の夢って何だろう。

小さい頃に行った公園でまた遊んでるみたいなそういうのでしょうか。


でもそれだったらじろうちゃんの夢の続きが見たいな。

眠りに落ちる寸前まで彼らのコントを観ようと思います。

もう寝ます。



"じろう"のことを"じろうちゃん"と呼ぶようになった日

こんばんは!
みたらし団子が食べたい。(切実)



夢に出てきた人のことってなんか気になっちゃいますよね。

というのも今日、シソンヌのじろうが主人公の夢を見たんです。


夢の中の自分と自我が一致したころには、私は大勢の芸人さんと一緒に泣いていました。

どうやら私はじろうちゃんの彼女という設定らしく、周りの人から「森木さんが1番ツラいですよね」と言われたりしていました。

よくよく話を聞いていると、じろうちゃんは爆発事故かなんかで突然死してしまったとのこと。


一通りみんなでわんわん泣いて、でも遺体を見ていないから信じられないまま解散しました。

気が付けば夢の中の私はもう完全にじろうちゃんの彼女になっていたので、帰り道の景色を見てはじろうちゃんと過ごした日々を思い出し、涙が止まりませんでした。

どこに行っても、どこを見てもじろうちゃんとの楽しい思い出ばかりです。


このまま1人でいたらどうにかなってしまいそうだと悲しみが恐怖に変わりかけた頃、相方の長谷川さんから突然連絡がきました。

『やっぱりさ、寂しくなっちゃうからみんなで集まって飲もうよ!!』

すぐに言われた場所に向かうと、もうすでに数名が集まって楽しそうに飲んでいました。


さっきまで涙を流していた人たちが、ケラケラ笑ってお酒を飲んで、私もその雰囲気の中に溶け込むように混じります。

とても人が亡くなった後とは思えない、けどみんなが私のことをなんとなく気遣っていて、まるで私のためだけに開いてくれていた会のようで…。


あぁじろうちゃんってなんて良い人たちに恵まれていたんだろう、そう思ったらまた泣けてきてしまいまったんです。

泣きながら「ありがとう。私なんかより、みんなの方がじろうちゃんと付き合いが長くて、ずっとつらいはずなのに、ありがとう」と言いました。

さっきまで楽しそうにしていたみんなもつられて涙を流してしまいました。



翌日、じろうちゃんが亡くなったという事故現場を訪れました。

そこで私は何かの能力者だったらしく、その事故を起こした部屋に1歩足を踏み入れた途端、何が原因でどういう状態でじろうちゃんが命を落としたのかという状況が鮮明にフラッシュバックしたのです。


「じろうちゃん、それに触っちゃダメだよ!!」


私は気が付けば幻想のじろうちゃんに必死に呼びかけていましたが、我に返っても目に入るのは丸焦げの現場だけ。

しかし目を閉じると何度も何度もその瞬間が頭に浮かぶのでした。


そして私は思いました。

(私以外にも能力者が絶対にいるはずだ。例えば時を巻き戻せるような…そしたらまたじろうちゃんに会えるかもしれない)





そういう世紀の大発見をしたところで目が覚めました。(長い)

最後はいかにも夢!!って感じでしたが、途中までがあんまりにもリアルで、あぁ本当にシソンヌのじろうが彼氏で彼は死んだんだとちゃんと思っていました。

夕暮れのY字路の先に広がる田園風景を見て、買い物帰りに楽しそうに話しかけてくるじろうちゃんの笑顔を思い出して、泣き叫びそうなほど強い悲しみに襲われた感情とか今でもはっきりと思い起こせるくらいです。


それで私はいつも日曜の朝は『シューイチ』という番組を観ているんだけど、そこにシソンヌが出ていたんです。


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美味しそうなウニを見て「この上に乗りたい!」と無邪気にはしゃぐじろうちゃんに、「この人今年42歳なんですよ」とツッコミを入れていた長谷川さんを見て、あぁ元気そうで良かったと謎に安心しました。

それから、夢の中のじろうちゃんと私の日々はどんな感じだったんだろうと妄想にふけりました。


じろうちゃんは、長谷川さんに対してはたまにワガママな子供みたいな口調で話しかけることがあるから、もしかしたらそういう場面もあったかもしれないです。

「ねぇお菓子一緒に食べようと思ってとっておいたのに、なんで先に食べちゃったの!!」とか言われたりしたのかなぁ。

知らないですよね。(そうです)


そしてもしかしたら最近格闘マンガばっかり読んでいるから、久々にお笑いを観なさい!!という警告(?)だったのかもと思い、シソンヌのコントを何本か観ました。



「うちの息子、実は」 - シソンヌライブ [cinq]



「先生の本性」 - シソンヌライブ [trois]



「サ裸リーマン」 - シソンヌライブ [six]


なぜ私がシソンヌのコントが好きなのか、なんとなく分かりそうな、たぶん"実際にどこかにいそうな変な人に優しい世界"とか"闇を闇として捉えない"とかそういうユーモアさに惹かれているような気がした。


冒頭でも書いた通り、夢に出てきた人ってなんか気になっちゃうから、もしかしたら数日間はじろうちゃんの話しかしないかもしれないです。

さて、今日は誰が夢に出てくるでしょうか。



馬鹿になるまでお酒を飲みたい

こんばんは!
服を着るのが面倒すぎるあまり、タンクトップの上にパーカーを羽織るというファッションに落ち着きました。
来年はタンクトップだけで生きることが許される体になっていたいです。



なんか今日はめちゃくちゃ忙しすぎて、イケメン横川くんの気持ちがよく分かりました。

というのも彼はプロテインが原因で(元)彼女と別れたことがあったそうなんです。

www.cyzo.com


これを聞いたときは「そんなに食事の時間って大切?」と思ったけど、今日いつも通りに食事が摂れなくてあり得ないくらいイライラしたし、未だにしている。(もう落ち着いて)

私はいつもは朝シャンをしてから朝食、その後12時台にランチ、15時台に間食(ごはん100gかゆで卵かプロテインバー)、で18時台に夜ご飯を食べているんです。


でも今日はお昼を食べられる時間が13時台と15時台になった上に、13時台の方が全く時間が無くて間食とランチが逆になったんですよ。

そんな感じで時間的な余裕も無かったので、とりあえず食べ物をぶち込んでいるみたいになってしまい体に申し訳なかったです。

もう間食も間食の意味を成していなかったし、わーーーーーって感じでした。


なのでこれからもし、体を鍛えるのが好きな彼ぴっぴができたときは、どんなシチュエーションでもプロテインや間食を摂取することに寛容でいたいとそう思いました。

すみません、なんかよく分からないですよね。

ちょっと最近私も自分自身がこわいんです。



最初は「2ヶ月だけパーソナルジムに行って、これだけ痩せました~みたいなのをブログに書こう」となんとなく思う程度だったのですが、もう3ヶ月が経過しそうです。

「筋肉痛が軽すぎるから、追い込みが甘かったのかもしれない」と謎に自分を責めるようになった日にはどうしたのかと思いました。


8月の頭にも1度"ふと冷静になると自分が恐ろしい"みたいな記事を書きましたが、当時の食生活は今だに続けています。


morikicompany.hatenablog.com


それどころか、筋力をつけるために炭水化物を多めに摂るみたいなそういった感じに進化しました。

しかし脂質は相変わらず低いままなので、ただひたすらに白米や干し芋を食べるようになっただけです。



もうお酒も全然飲んでないし、というか減量を始めた7月の頭から白ワイン1杯しか飲んでいません。

このままだと変なプライドで一生大好きなHUBに行けなくなりそうなので、大学生のときみたいに馬鹿になるまでお酒を飲みたいと思いました。

あのダイナマイトキッドとかいう、アルコール度数53.8%の頭の悪い飲み物が恋しいです。


でもまだこうして私なんか危ないなと思えているうちはまだ良くて、そういう意識すらなくなって「いやHUBはちょっと…」とか言い出すことが1番こわいです。

今はコロナのアレでまだ行きづらいけど、今年中に1回くらい行けたらいいなぁ。

というかダイナマイトキッドってウォッカベースだから、脂質が少ない上に量自体も少なくてそれでガンガンに酔えるから最高のお酒かもしれない。


あと単純に仕事で疲れたので、お酒を飲んで頭をアレにしたいです。

早くコロナが落ち着きますように。




【日記】シンプルにつらい

グラップラー刃牙芸人」が収録されているアメトーークのDVDを買いました。

早速観てみたところ、関根勤さんや東野幸治さん、ケンコバさんといった豪華メンバーが出ているにも関わらず、客席との温度差が凄くてなんかヤバい漫画にハマってしまったのではという気持ちになりました。


そして3日前に"推しキャラが死んでまじつらい"という旨のブログを書きましたが、未だに悲しいです。

しかもこのタイミングで台風が近づいているし、気温が一気に下がるしで余計にセンチメンタルが加速しています。

今はひたすらに烈海王に関する2ちゃんのスレを読んだり、彼がまだ生きていたころのアニメを観たりしてなんとか精神を保っている状態です。



というかこのタイミングでなんと『範馬刃牙』がアニメ化するそうですね!!(Netflixオリジナル)


www.famitsu.com


第3部の『範馬刃牙』といえば、「野人戦争(ピクル・ウォーズ)編」や「強者達の闘い編」があって烈の見どころが盛りだくさんです。

烈のぐるぐるパンチがどう映像化するのか、そして普通に妄想カマキリとの闘いがどのように表現されるのかも気になります。




あ~~~もう本当にせめて気温が下がらないでほしい。

思い返せば去年も一昨年もこの時期はラオスに逃げていたので、久々の"夏が終わる気配"にどう対処したら良いのか分からなくなっています。

そしてこのタイミングでの推しキャラの死。

なんだか昨日から(私がもし烈の彼女だったら、武蔵との闘いで止めに入るべきだったのか、あるいは彼の想いを尊重してそのまま敗れて死ぬ姿を見届けるべきなのか、どちらが正解なんだろう…)というよく分からないことを考え始めました。(こわい)


それでは最後に、烈に関するまとめを貼って布教をしたところで今日は寝ます。


blog.livedoor.jp


kankeinai.blog.jp


chansoku.com

【※大ネタバレ注意】推しキャラが死んだ

こんばんは。
雨、降るときはちゃんと「あと〇分後に降るから!」って言って欲しいですね。



皆さんは推しキャラの死を経験したことはありますか?(いきなり重い)

いま私は格闘マンガのバキシリーズを読んでいて、烈海王という中国拳法に生きる人が好きです。


烈は最初こそ高圧的な印象だったものの、主人公バキとの戦いを経て、仲間をそして時に敵を気遣うほどの優しい心を持つようになり、しかし勝負においては常にまっすぐというとても素敵な男性でした。

私はそんな烈が大好きだったので、中だるみと言われた『中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編』も『強者達の闘い編』も楽しみながら読むことができました。

烈がちょっとでも出てくれば、とても幸せな気持ちになりました。


しかし、そんな烈がこの世からいなくなりました。

首の骨を折られそうになっても自分で即座に治し、そして片足を失っても最後まで戦い続けたあの烈が死んだのです。

正しくは、死んだというか殺されました。


しかも相手は、宮本武蔵のクローンです。

あの地上最強の男・勇次郎だったらまだしも、宮本武蔵のクローンに殺されるなんてやるせなさすぎます。

というかなんですか宮本武蔵のクローンって。


それでこのクローンを作るように指示したのが、徳川光成という人なのですがこの人が本当に憎たらしくて仕方がないです。

まだ途中までしか読んでないけれど、そんな凄い人を作り出して一体どうやって始末する予定なのでしょうか。



でも不思議なことに、烈が息を引き取ったと分かった瞬間は涙が出なかったです。

それは、このバキシリーズを教えてくれた推しトレーナーさんが「烈はこの後悲しい展開がありますよ」と言っていて覚悟していたからなのか、あるいはショックすぎて現実を受け止めきれなかったからか分かりません。


ただその後のバキのメインキャラが集合するシーンでいつも通り烈を探してしまい、しかし何度見てもそこに彼の姿がなかったとき、初めて本気の悲しみが襲ってきました。

そしてこれはあまりにも山崎まさよし過ぎると思い、久々に『One more time,One more chance』を聴きました。



山崎まさよし / One more time,One more chance


聴きながら、バキに14キロの砂糖水を用意してあげ「優しいのな」と言われ赤面していた烈のことや、毒に侵されたバキが回復して何度も「範馬刃牙復活ッッ」と叫び喜んでいたこと、死に際の敵・ドイルを救うために水上を走っていたときのこと、本屋の紙袋を持ってエレベーターに乗る姿や、ハムスターのように頬を膨らませ食事を食べる姿など、色んな烈のことを思い出し、たまらなかったです。

同時にまさよしに対して、(まだ生きているだけ良いよ!!)と無粋なことを思ってしまいましたが、よく聞いたらあの歌に『ふいに消えた鼓動』という歌詞があるんですね。



今までひたすら探しているというイメージしかなかったものの、アンテナがそっちに行っているからか、初めて気が付きました。

と同時に、これまでの人生で1番『One more time,One more chance』を噛みしめられるようになった気がします。



とにかく今でも悲しく、つい数ページ前まで生きていた烈がいなくなったことが信じられず、彼がいなくなって初めて"『最凶死刑囚編』がピークだった"と2ちゃんで叩かれがちな理由が分かりました。(嫌な気付き)

けれどあの宮本武蔵のクローンを作れるような世界ですから、きっと烈も何かしらの形で復活すると信じ、なんとか読み進めていこうと思います。

つらい。おやすみなさい。



『範馬刃牙』の23巻が最高だった。童貞卒業後にイキったのを許してあげる

こんばんは!
ここ2年の今頃はラオスにいたので、秋服が全然無いことに気が付いちゃいました。



いま、26年生きてきた中で1番凄まじい筋肉痛を体験している。

土曜日にふくらはぎの裏側(それっぽく言うとカーフ)を鍛えたのですが、昨日の朝起きた瞬間からもうダメでした。


まず、直立で立てない。

立とうとするとふくらはぎが張るというか、皮膚を破って中身が出てくるのではというような激痛が走ります。

そして1番つらいのが、座った状態から立とうとするときの動き。


中腰になったまま動けなくなるので、昨日の電車では意地でも座りませんでした。

かといって地面と垂直に立てないから、端っこの方で肩甲骨から足まで20℃くらいの角度をつけて壁にもたれていました。


周りに寄り掛かるところのないバス停での待ち時間は地獄のようでしたし、実際10秒も直立になれないので、変な汗を流しながら太ももに手をついて頑張りました。

しかも病院で定期チェック的な採血をした後で、腕にそれっぽいガーゼが貼ってあったから周りからみたらかなりヤバい人だったと思います。

1日寝たら治るかと思ったら、全く何も変わってなかったので後で軽くウォーキングに行ってきます。



さて筋肉痛レビューが長くなりましたが、タイトルの通り範馬刃牙』の23巻が最高過ぎた。

初めて漫画を読んであんなに泣いた。というかこの1巻で2回泣いた。



※ここからネタバレ注意


まず1回目は、バキが半年ぶりに恋人の梢江ちゃんと再開したときのシーンです。

「半年間なにしてたか聞かないの?」と梢江ちゃんに言われ、尋ねてあげるバキ。

「しあわせにしてた」と答える梢江ちゃんに「だと思った」と答えるバキですが、「本気にするな!」と思いっきり蹴りを入れられます。


そしてその後のコマがこれ。


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苦しかった。

いまは烈海王が推しキャラとはいえ、過去に愛した男に、そしてあの最大トーナメント以来ずっと目が座っていたバキに、こんな表情ができるんだと思ったらたまらなかった。

それになんですか弱冠17歳にしてこの"愛"を知ってしまった思考は。


ページもめくらずに、私はゆっくりと涙を流しました。

しかし、どうして泣いてしまったのか、未だに分かりません。

・梢江ちゃんに対する嫉妬
・やはり満たされているバキへの怒り
・自分の未熟さ
・現時点でそう思える相手がいない寂しさ
・元カレと別れ、大喧嘩をした後の初詣でなおも彼の幸せを祈り、あぁこれは愛かもしれないと思うも、突然ムカついて何もかもをブロックしたときに知った愛のはかなさ

などなど色んな言葉が私の全身に浮かんでは消え、虚無状態のまま次のページをめくりました。

そしたら「なんてことはまだ思えないけど…」みたいなセリフが続いていて一安心したのですが、よく考えたら本気で思っていなくても、少なくともバキにそういう思考が生じたそれ自体が切なすぎる。


それでまじ男同士が命を懸けてぶつかり合う格闘マンガに色はいらないんじゃ!!!と26歳4ヶ月19日の必死の抵抗をしながら読み進めていったところで、次がもうヤバかった。

バキが、亡き母親の付き人と久々の再開をするのですが、ちゃんと母親のこと、そして母親が亡くなる前の情景を覚えてたんですよ。

ここはすごく大事なので、200%の大文字でさらに太字にしました。


というのも、バキの母親は夫である地上最強の生物・範馬勇次郎にものすごい力で抱きしめられて殺されたんですね。

そのときのバキは勇次郎にボコボコというか、容赦ない大攻撃をくらって死に近いところにいたんです。


バキの母親は、ずっと勇次郎に愛されること(つまりは、息子のバキを勇次郎が満足するほど強くすること)だけを考えて生きていたのですが、中学生のバキの危機を目の前にしたときに、あの勇次郎を殴って「あたしが相手だッッ」と息子を守ろうとしました。

私はてっきり、バキはそんな最後の母親の愛を知らずにいたんだろうなと思ったら、その光景をちゃんと目にしていたんですよ。

そして言ったセリフがこれです。


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「あの言葉と残りの人生―――引き替えにしたっていい」


そうだ、それで良いんだバキ。

バキよ、決して母親の存在を忘れずに強くなるんだ。


この前童貞を卒業してイキってたことを非難したけど、許してあげよう。


morikicompany.hatenablog.com



もうこのセリフがずっと私が待ちわびていたものだったような気がして、あり得ないくらい泣きました。

ちょっとバキのことを嫌いになりそうだったけど、また応援したいという気持ちになりました。


むしろ梢江という女を知ってもなお、やはり強くなりたい理由はずっと母親にあったんだと分かり、そう思えば引き立てとしてまぁあの一件もあってよかったのかもしれないです。(何様)

そんな素晴らしい巻でした。


もうちょっと語りたいところですが、ウォーキングに行ってきます。