こんばんは。
お菓子大好き森木です。
今日は2年ぶりくらいに大嫌いな歯医者に行ってきました。
前々から歯が痛いなぁとは思ってはいたのですが、エナメル質が修復していくイメージをすれば治せると思ってしばらく歯医者から逃げていました。
けどネットで調べたら、何をどう頑張ってもエナメル質は修復しないと書いてあったのです。
自動ドアを抜けて中に入った途端に、久々のあの独特の香りが鼻につきます。
2年前、私は歯医者の常連でした。
室内に入った瞬間に受付のお姉さんに「あ、森木さん。こんにちは」と言われるくらいには通い詰めていました。
でも今回受付にいたのはそのときのお姉さんとは違うお姉さんで、ますます緊張は増すばかり。
あと、その歯医者の待合室には1つ水槽があるのですが、初めて来た中学生のときから、私はいつもそこに一番近い席に座っていました。
そこで魚をじっと見て精神を落ち着けるためです。
そして、今回もその魚席で、魚が水槽に入っているオブジェをつついているのを見ていると名前が呼ばれました。
担当してくれたのは若い女の人でした。多分助手の人です。
最初に虫歯がないかをチェックされます。
私はこのときにいつも、(口を開けている患者の顔を見て面白くなったりしないのかなぁ…)とか思ってしまうのです。
もしかして、マスクをしているのはそのせいなのかもしれないと思いました。
だって、絶対に面白い顔になる人はいると思うのです。
高校生の頃、ちゃんと歯を磨いているのになかなか虫歯が治らなかったときに、先生に「普段口で呼吸してる?」と聞かれたので、「そうでもないですけど、テレビとか見てると母に『口開いてるわよ』って言われることはあります」と答えたらその先生が急に笑い出しました。
何がツボに入ったのかはよく分からなかったけど、その後も「じゃあ始め…フフフごめんなさい」と言ってなかなか治療が始まりませんでした。
私としてははやくこの場から逃げ出したかったので、そのときばかりはあんまり笑わないでよと思ってしまいました。
そんなことがあったので、歯医者さんは大変だなぁと思います。
SIGMAのカメラで歯の写真を撮られた後に、強く磨きすぎて歯茎が傷ついていると言われました。
そして恒例の歯磨きレッスンです。
あの赤い液体を歯に塗りたくられ、磨き残しをチェックした後に、普段通りの感じで歯を磨いている姿をひたすら見られるというちょっと恥ずかしい時間です。
けれど今回は赤い液体を塗る前に、唇に何かリップクリームを溶かしたみたいなやつを塗られました。
しかも超チョコレートの香りがするのです。
赤い液体が塗られている間、私は唇に塗られたチョコの香りのそれを舐めたい衝動を必死に抑えていました。
もう20歳、もうすぐ21歳。ここで舐めるわけにはいかない。
その後、先生が「歯ブラシ取ってくるね」と言ってどこかへ行きました。
チョコの香りのそれは全然甘くなくて、本当にただチョコの香りがするだけの無味の謎の物質でした。
まぁ結果的には私の歯ブラシの握り方と磨き方を変えて2週間後にまた来てくださいとのことでした。
虫歯はないと言われてとても嬉しかったのですが、歯のチェックをしているときに欠損というワードを5回くらい聞いたのでちょっと不安です。
歯が欠けているのでしょうか。それって虫歯よりどうしようもないんじゃないの。
こわい。
以上。