こんばんは。
夏が大好き森木です。
先日、去年の8月から育てていたカブトムシの幼虫が無事に羽化しました。
カブトムシやクワガタを飼うのは幼稚園の頃からの習慣になっていて、夏になると毎年スーパーで買ったり森に捕まえに行ったりしています。
だけど1回だけ、カブクワを飼えなかった年がありました。
中学生のときの夏休みのある日、弟のクラスで飼っていたクワガタが森木家に回ってきました。
長期休みの間にクラスで飼っている生き物の面倒を協力して見るアレです。
でも8月の中頃だったからかそのクワガタはだいぶ弱っていて、エサを食べるのもやっとといった感じでした。
それに、クワガタがうちにいる期間と森木家の福島旅行がかぶっていたので、1泊2日だけクワガタにはお留守番をしてもらいました。
福島から帰る日、旅館の側にあったカブトムシハウスみたいな所でノコギリクワガタを買い、”べこちゃん”と名付けて家に着くまでずっと首から下げていました。
私は1回手にしたものに対して尋常じゃなく愛着が湧いてしまうので、車の中でもべこちゃんにひたすら話しかけていました。
けれど家に着くと、弟のクラスのクワガタは死んでしまっていたのです。
確かに、すごく弱っていたしこれも仕方のないことなのかなぁ…と思いつつも悲しい気持ちになっていました。
家族も自分たちの家で預かっている間にクワガタが死んでしまったので、どうしたら良いのかとか色々話し合っていました。
そして色々話し合った結果、何だか知らないけどべこちゃんを代わりに入れようという結論に至ったようでした。
なんとなく嫌な予感はしていましたが、べこちゃんは没収されてしまいました。
いやいや、それでもバレるでしょと思うかもしれませんが、弟のクラスのクワガタもべこちゃんと同じノコギリクワガタだったのです。
もう私は大泣きしました。
次の家のお母さんが取りに来た時、『それはちょっと可哀想だし、やめましょうよ』と言ってくれることを期待して、泣きながらインターホンのモニターを眺めていましたが、普通に納得してべこちゃんを持って行ってしまいました。
大人の事情もあるんだろうけど、それってどうなのって感じですよね。
あと幼稚園生の時、友達の家に遊びにいくときに、お気に入りのチコリータのぬいぐるみマスコットみたいなのを持って行ったんです。
そしたらその友達がたまたま同じぬいぐるみを2日くらい前に家で無くしてたらしく、また大人の力でねじ伏せられて、帰りに手ぶらで泣きながら帰ったことがありました。
駐輪場で仲良しの友達が慰めてくれていた景色を今でも覚えています。(怒り)
なんかこうやってみると私可哀想すぎますね。
自分で言うのもなんだけどよくこんな良い子に育ったなって思います。
皆さんはこういう大人に出会ってもちゃんと「やだ!!!」って言えるようになってくださいという話でした。