森木製菓

果たして社長になれるのか!?

ラオスの犬が怖すぎるので狂犬病ワクチンを接種しました

こんばんは!
動物大好き森木です。


私は現在、日本とラオスで仕事をしているのですが、今年は1年の半分くらいをラオスで過ごすことになりそうです。

スローライフで人が優しいラオスは好きだし、いられるのは嬉しいのですが、1つだけ本気で嫌なものがあります。

それはです。


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いや、犬自体は好きなんですよ。

今日もペットショップにいるワンちゃんをなでなでして癒されてきました。


しかし、ラオスにいる犬たちの何が怖いかって狂犬病ウイルスを持っている可能性が高いのです。

狂犬病と聞くと、"感染している犬から噛まれたらうつる病気"というイメージがありますが、実は猫やコウモリも危険で、引っかかれたり、傷口を舐められたりするだけでも感染する恐れがあります。

もし人間が狂犬病になると、発熱や頭痛といった風邪のような症状から始まり、次第に幻覚が見えるようになって、水が怖くなる恐水発作になり、やがて昏睡状態で命を落としてしまいます。

そして1度感染してしまえば、その致死率はほぼ100%という恐ろしい病なのです。


今の日本では飼い犬に対する狂犬病予防接種が義務付けられているし、野良犬も悲しいですが引き取り手が見つからなかったら殺処分されてしまいます。

そのため狂犬病にかかるリスクは無いに等しいのですが、残念ながらラオスではそういうルールはなく、渡航するなら予防接種は受けておいた方が良い国になります。


そして、私の家から大通りに出るまで50mほどの道があるのだけど、そこに暴れん坊将軍みたいな犬がいるんですよ。

もう目があったらというか、物音を立てただけでものすごい勢いで吠えながら追いかけてきます。

よく「走ってはいけない」と言われますが、そんな自分を死に追いやる可能性のある生物が迫ってきて悠々と歩くなんて出来ないです。


私はでこぼこの道をサンダルで全速力で駆け抜けています。

そのときに50m走の記録をはかってくれたら、高校時代の自分を超えられるでしょう。

だいたい30mくらい行けば諦めてくれるのですが、いつか追いつかれて噛まれるのではと毎回怯えながら通勤している状況です。


実はその犬は飼い犬なので、たまに近くに飼い主がいることがあるのですが、でも「オイ、静かに!」と注意するくらい。


もっと全力で止めに来いよ!!!!!!


と思いながらいつも走っているし、なんなら門の外に出さないで欲しいです。(ラオスの犬は基本放し飼い)


あと、勤務先の周りにも犬や猫が普通にいるし、猫が足元にすり寄ってこようものなら避けないといけません。

動物が好きなのに拒絶しないといけないのはつらい、何よりそんな恐ろしい病気になるのは怖い。。。


ということで、先月から2回、日本にいる間に狂犬病ワクチンを接種してきました。

私が今回お世話になったのは、渋谷区にある『千駄ヶ谷インターナショナルクリニック』です。


www.sendagaya-ic.com


やはり日本だと狂犬病ワクチンを扱っているところがあまりなくて、かつネットでの評判が高かったのでコチラにしました。

実際に清潔で受付の人も凄く優しくて、近所にあったらかかりつけにしたい思うくらい良かったです。


ホームページからの予約をしたので、当日はかなりスムーズでした。

まず、診察室で色々説明を受けて、ラオス狂犬病危険マップみたいなものをいただきました。



幸い私の行動地域は感染の確率が低いですが、でも可能性があるのなら受けておきたいです。


そして別室に移動してワクチンを打ってもらいました。

痛みはインフルエンザの予防接種に比べたら、全然平気でした。


今回私が摂取したのは輸入ワクチンで、2回目は1週間以上あけてから打つので、本日行ってこれで完了。

1回8,700円と普通に高いから「えーまじ、ランド行けるじゃん」と思いましたが、命と比較したら18,000円弱なんてもう大したことがないですよね。

万が一向こうで噛まれたらまた現地で3回摂取しないといけないのだけど、日本で打っておくと分かる言葉で説明を聞けるし、やはり安心感があります。

ちなみに事前摂取をしない状態で噛まれた場合、現地で5回摂取する必要があります。


おかげで次のラオス渡航では強い気持ちで生きていけそうです。

近所の犬に追いかけられても…いや、普通にそれは怖いです。

別に感染するリスクが0になったわけではないので、引き続き気を抜かずに生活していこうと思います。


以上!!!