サバイディー!
自転車に乗るのが楽しい森木です。
タイトルの通り、この週末をとても憂鬱な気持ちで過ごしています。
なぜならまた太宰治を読んでしまったからです。
今週は『斜陽』と『ダス・ゲマイネ』を読んだんだけど、斜陽を読んだ後はやるせなさが破裂しそうになりビエンチャンの夜の大通りをマウンテンバイクで疾走するなどしました。
それからダス・ゲマイネは内容的にはよく分からない部分もありますが、主人公がやっと自分の言葉を手に入れたけどそれがつまらなすぎてそのまま電車にはねられて死ぬという箇所で心をやられ、それから何のやる気も起きません。
昨日の夜は友達数人とご飯を食べに行く予定だったのだけど、外出する気分になれずそのままおうちに引きこもってしまいました。
そして今日もずっと家にいます。
ただこのままだと本当に精神に良くないと思い、スーパーにだけは行きました。
この状況を回避するために『陽気なラオス人がいる環境で太宰治を読めば憂鬱にならないんじゃね?』という実験を行ったのに、それに従わずまた1人で部屋で読んでしまったのが今回の完全な敗因です。
なんだかもう太宰治に対してだんだんイライラしてきました。(なんで)
もうラオス滞在中は読むのをやめます。
この前なんて間違えてワインを一晩で1本あけてしまったんです。
それでも楽しいのなんてほんのひと時で、その後はただただ眠れず「次の日仕事なのに何やってんだ…」と虚無が増しただけでした。
仕事中も「なんでもいいから人を傷つけない程度の悪いことがしたい」などのよく分からない発言をしてしまったし、このままではラオスにいるのにどんどん心が荒んでいってしまいます。
というか"ラオスで1人で太宰治を読む"という行為自体あまり良くないですよね。
少し寂しい東京で読むのなら環境と心境がマッチしてよろしいのかもしれないけど、こんな楽しいラオスで読んだ後の自分が生きている世界と心の中とのギャップに処理が追い付かないのもあるでしょう。
高校生のときに友達にもらった『なでしこの恋愛教科書』とかがちょうど良いかもしれません。
あとはギャグマンガ日和とか生徒会役員共とかそういうのを持っていくようにします。
とりあえず今回の心の荒みはどうやって治そう…。
あっ!
以上!!!
(※さすがに1人では飲みません)