森木製菓

果たして社長になれるのか!?

人妻だと思われた27歳の6月

森木母は女子アナとのめざましじゃんけんをするときに、いつもグーかパーを選ぶ。

理由を聞いたら「こういう人は手のひらの皺を見せたくないから、パーは出さないんだ」と答えた。

なんという偏見だと思っていたのだが、実際にここ数回その女子アナがパーを出すのを見たことがない。



これとは全く関係ないのだが、今日トレーナーさんに人妻だと思われた。

私が「横川尚隆くんの脚になりたいです!!!」と担当のトレーナーさんに伝えたときに、「脚がデカい人がいるんですよ」と紹介されたまた別のトレーナーさんだ。

この会話をしたのはもう3ヶ月くらい前なのだが、"尚隆の脚を目指す女の人"というのがよほどインパクトがあったのか、まだそのことを覚えてくださっていた。


なぜ尚隆の脚を目指しているのかみたいな話をした後に「旦那さんもやっぱりマッチョなんですか?」と聞かれた。

筋肉を愛しすぎて彼氏を作るということすら放棄していたため、何の反応もすることができずにしどろもどろしていると、「旦那さんにするならやっぱりマッチョが良いですか?」と違う聞き方になった。

慌てて「マッチョじゃないと生活が合わなくて大変な気がします」みたいな肯定も否定もしない返事をしたのだが、旦那さんがいるように見られたことに衝撃を受けて、自分の顔面を見にお手洗いに行った。


しかしふと冷静になり、見た目とかではなく私の年齢になるともう結婚していても別におかしくないのかと思った。

(もっと若々しいメイクとかした方が良いのかな。。)と反省していたので、それに気付いて少し安心した。



今日ジムに滞在していたのは1時間くらいだったが、他のトレーナーさんとは、

「今日どこですか?」「胸です!!」「やってますねぇ!!」

という会話ができたりして、それが最高に嬉しかった。

なんというか、この"今日はどこ"や"やってる"という単語が普通に入っている会話をしたことで、マッチョの仲間入りができた感じがしたのだ。


あまりにも嬉しすぎたからか、今日のトレーニングでは大胸筋がめちゃくちゃパンプした。

いや、もしかしたら昨日初めて飲んだクレアチンのおかげかもしれないが、とにかくコンディションがかなり良かった。


それに、マッチョの旦那さんがいる暮らしって結構良いかもしれないと先ほどの会話を思い出して思った。

ジムに行っても家に帰っても常に筋肉が視界にいるってあまりにも幸せすぎる。

私が毎日一緒の空間にいたいくらいデカいマッチョに出会えるように、私も同じくらいデカくなろうと気合が入った1日だった。