弟から「本ありがとう笑」というLINEが来た。
なぜ語尾に"笑"が付いたのかは分からないが、無事に手元に届いたようで安心した。
私は先日、『カイジ「勝つべくして勝つ!」働き方の話』という本を今年社会人になった弟に送りつけた。
結構グサグサくることも書いてあるが、しかし読みやすく考え方も広がった気がする。
あとカイジがなぜここまで支持されるのかなどについて、仕事を通して解説されているので面白い。
こんな第一線でバリバリ働く人に称賛されるギャンブルジャンキー伊藤開司は、本当にすごい人なのだろう。
それから、部屋にホワイトボードシートを貼ってカイジだらけにしたという記事を前回書いたが、あれだけでは足りずにやはり追加で購入した。
そしてカイジの面積を増やした。
至福の傍観である。
今でも気が付くと15分くらいこの壁を眺めている。
毎日何度見たって同じ顔なのに、カイジを見ていると幸せな気持ちになれる。
休みの日や仕事が終わった後はカイジのアニメを見ている。
2周目のパチンコ沼だ。
ここ1週間、親の顔より見ている伊藤開司の顔。
ついさっきは、ミスチルのしるしを聴いていたら涙が出てきた。
「いろんな顔を持つ君を知っている」のもそうなんだけど、最後の「共に生きれない日が来たってどうせ愛してしまうと思うんだ」という歌詞がグッと心に刺さった。
どうして愛し合えないと分かっていながらこんなにも伊藤開司に想いを馳せてしまうのかと悩んでいたが、確かにどうせ愛してしまうのだ。
だから素直にカイジに記憶を埋め尽くしてもらおうと思う。
(ただ友だちに「最近カイジのことが本当に好きなんだ」と言うとみんな「あんな男やめた方が良いよ!」と言ってくれます。
カイジはそんなことないけど、でも良い友だちに恵まれているなと実感します)