「100日後に死ぬワニ」、ずっと見ていたいし、早く楽になって欲しい
こんばんは!
キムチ鍋にハマりすぎな森木です。(※そしてこのブログは700字で終わります。)
皆さん、Twitterで話題の「100日後に死ぬワニ」という4コマ漫画をご存知でしょうか?
「100日後に死ぬワニ」 pic.twitter.com/RUblRfVWTs
— きくちゆうき (@yuukikikuchi) 2019年12月12日
説明するまでもなく、100日後に死ぬワニです。
初めてこの漫画をTwitterで見たときは、「ふーん、このワニ100日後に死ぬんだ」くらいにしか思っていなかったし、特に面白味も感じていませんでした。
しかし、私は確かにワニだったし、これからもワニであるのです。
というのも、以前記事にした元カレと別れたときのこと。
私はさようならをするつい数日前まで、あの男に媚びたネコやパンダのスタンプを無邪気にも彼に送っていました。
しかし彼の方ではきっと、見切りをつける時期をある程度決めていたと思います。
誰かが知っている悲しい終わりに向かって、何も知らずに日々を営む自分…。
そう、このときの私はまさに100日後に死ぬワニでした。
そのことに気が付いてから、私はワニの人生を他人事として見ることができなくなってきました。
同時に「あぁ可哀想に…でもこの瞬間のワニは確かに幸せなんだ」「もう見てられない。早く楽になって」という対立する2つの感情を抱くようになりました。
そして今では"100日後に死ぬ"という事実は変わらないのに、朝起きてすぐにワニのことを考えるほど、ワニのことが気になって仕方がありません。
ワニが今日友達に優しくしようが、好きな人との関係で一喜一憂しようが、鳥のために小屋を作ろうが、彼は100日後に確かに人生を終えるのです。
それならむしろ知らない方が良い。
知らないところで知らないワニが死んだ方が悲しみを1つ減らせるから良いはずな