この時代に彼氏ができないなんておかしい。だから私はつくっていないだけ
こんばんは!
ポールアンドジョーで化粧品を買ってしまった森木です。
今日テレビを観ていたら、「卒業ソング特集」みたいな番組がやっていました。
定番の3月9日やBest Friendが紹介される中でも凄く印象に残ったものがあって、それが爆走スランプの『大きな玉ねぎの下で』という曲です。
この番組で初めて聴いたのですが、今じゃ考えられないような歌詞になっています。
超ざっくり説明すると「遠くにいるペンパルの子と会うために貯金箱を壊して武道館のライブチケットを送ったけど、結局来なかった」という超切ない曲です。
そう、この大きな玉ねぎっていうのが武道館を表しているんですね。
私たちの世代、ペンパルなんて関係性は存在せず、スマホ1つアプリ1つで簡単に異性との関係は作れてしまいます。
けれど当時は自らの住所をさらして手紙を交換し合い、実際会うとなってもLINEで「着いたけど、どこにいる?」なんてやりとりは出来ないわけです。
森木母に聞いたら雑誌に「ペンパル募集!」みたいな感じで住所がのっていたりしたそうです。
"何かしらの媒体を通して知り合った男女が会う"こと自体は今でも頻繁に行われていますが、そこに行きつくまでの工程や労力が比べ物にならないくらいかかるわけですね。
だからこそ、余計に情緒が増していくんだなぁと感じました。
ちなみに私が中学生のときはまだアプリなんてものはなく、というかガラケーの時代だったので異性との交流は「メル友サイト」あるいは「メル友掲示板」で行っていました。
xxmailというサブアドレスを使ってやり取りをしていた記憶があります。
これを書いていて思い出したのですが、私も1度だけネット上でやり取りをしていた人に会おうとしたことがありました。
ふわふわとした関係で半年以上メールでやり取りしていて、もうそろそろ会わない?ってなったのです。
向こうは違う県に住んでいたので、お互いの中間地点で会おうということにになって、今だったらちょっと遠いな~ぐらいなんですけど、中学生の私からしたら大冒険でした。
ただ万が一のことがあったら怖いので、友達にもついてきてもらっていたんですね。(本当にありがとう)
でも結局は会えず、ただ友達と観光をして終わりました。
帰って相手のブログを見たらその日その場所でやっていたイベントの写真を載せていて、本当にすれ違っただけなんだと思った記憶があります。
どうやって連絡を取っていたのか全く思い出せないのですが、そんな出来事がありました。
今だったらLINEで電話したり即レスし合ったりできるから、よっぽどのことがない限り会えるんですけどね。
それを思うと、この時代に彼氏ができないのっておかしくないですか?
選ばなければ秒で出来ると思うんですけど、それでも彼氏がいない私はやっぱり作ろうとしていないだけなんです。
全然言い訳じゃないし、泣いてもいないし、銀杏BOYZばっかり聴いているのも別にカップルが憎いとかじゃなくてただ好きなだけなんです。
10年後とかすれ違いざまに相手のSNSアカウントを知れるようになりそうですね。
そしたら菅田くん似の男を求めて毎日街を練り歩きたいと思います。(きも)
以上!!