こんばんは!
意外と日本が寒すぎてびっくりな森木です。
この前『私は可愛いメンヘラが嫌い』というタイトルで文章を書こうと思って、そういうモードに入るためにアーバンギャルドに入り浸った一夜があったんですね。
それで久々にこう恋愛をどこか客観視するようになって、気分もすっかりメンヘラガールになれたわけです。
しかし、いつも通りの自分に戻りかけたときにふと思いました。
「メンヘラガールはやべえ」と。
いや、メンヘラガールがやべえというのは別に新発見でもなんでもないんです。
ただなんて言うんでしょう。
例えばサークルに好きな男の子がいたとして、その子と私はめちゃくちゃ良い感じになってるんですね。
周りからも「もうそろそろ付き合っちゃいなよ~」って言われるような。
それでお互い一歩踏み出せずにいるときに、しばらく幽霊部員だったメンヘラガールが久々にサークルに来るわけです。
私と良い感じの子…将暉くんにしましょう。将暉くんの方は特に興味を示さないんだけど、メンヘラガールが彼に近寄ってきます。
最初は気にしていなかった私も、徐々にマークするように。
そして気が付けば、将暉くんの気持ちは半分メンヘラガールにいっていたのでした。
でもメンヘラガールは可愛いし、、極端に小松菜奈ちゃん似にしますね。
だから他の男子からも好かれるわけです。
それに菜奈ちゃんの中では1番の男の子はすでに決まっていて、それは将暉くんではありません。
誰が見ても分かるので、私は親切心半分嫉妬心半分で将暉くんに言います。
「菜奈ちゃんのこと、気になってるの? だったら菜奈ちゃんには他にも好きな人が…」
しかし将暉くんはこう返すんです。
「うん、分かってる。でもさ、ソイツとも完全には上手くいってないらしくて、俺が話聞いてあげないと可哀想なんだよ」←これがやべえ
そう、これがやべえんです。
私はこれを一言で表せるような単語を知りませんが、「俺がいないとダメ」というある種都合の良い言い訳を男性側にさせることができてしまう感じ、そして仮に「オイ、そんなのテメェだけじゃなくて他の男にもそうしてるんだ覚めろ!!!」なんて私が言おうものなら"ひどい女"というレッテルを貼られかねない状況…。
もうメンヘラガールがメンヘラガールであることを責めるのはしません。
なぜなら彼女を苦しめるサムシングがあるのは事実だろうし、それに突っ込んでいくと大変なので。
なんというかこの"誰も間違ってないけど何かが良くないし、突っ走ったら砕け散る"みたいな良いゴールの見えない状況を妄想して、非常に心がザワついたのです。
一応言っておきますが、別にメンヘラガールを批判しているわけではありません。
ただなんとなく「私が所属していたサークルに好きな男の子もメンヘラガールもいなくて良かった~~」と思った夜でした。
いや、好きな男の子はいて欲しかったな。
以上!!