28歳になったからか「良い人は見つかった?」や「結婚とかどうなの?」といった類の質問を以前よりもされるようになった。
私自身も1mmくらいは(確かにそろそろ考えなきゃいけないかぁ)みたいな気持ちが正直ある。
あるのでなんだかんだで何名かの男性とお出かけをした。
お出かけをしたがダメだった。
いつも伊藤開司がチラつくのである。
伊藤開司がチラつき、目の前にいる相手に(この人は何かに対して命を削ることができるのか…?)などと考えてしまう。
相手が良い人であればあるほどだ。
その人との将来を想像したとき、趣味でも仕事でも何でもいいのだがそれぐらい本気になれる何かがあって欲しい。
あまりにも押し付けがましいのだけど、しかしそこが今の私にとって重要なのだ。
けれどそんなことはちょっとメッセージでやり取りをして、1,2回会って話すくらいじゃ正直分からないと思う。
実際にカイジが街コンにいたとして、私はその場で彼の素質を見抜ける自信は全くない。
だから、”鉄骨渡り合コン”をして欲しいと思った。
あんな簡単な自己紹介をしてその場を盛り上げるためだけの雑談をただするよりも、やはり極限状態に追い込まれた方がその人の真の姿が見えるはずだからだ。
もちろん床にはマットを敷いても良いが、しかしアナウンスの際は「落ちたら終わり」くらいの勢いでいって欲しい。
そこで全く信じずにお遊び半分で渡る人もいれば、恐怖で淡々と渡る人、あるいはリアルカイジみたいな人も出てくるかもしれない。
当然女性側も渡る。
その後に男女ともにビデオを観て気になる人を選ぶのだ。
別にそこまでしなくても…と思うかもしれないが、何が起こるか分からないのが人生だ。
その人生を共に歩むパートナーなのだから、不測の事態が起きたときにやはり踏ん張れる人が良いと思う。
あるいはそこを楽しく乗り越えたいならそういう人を選べばいい。
そんなことが1本の鉄骨で分かる、それが鉄骨渡り合コンである。
ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。