こんばんワン。
今年の驚き第3位は、"松本 潤 (37)"というテロップを見たことです。
今日人生で初めてほとんどクレーマーになりました。
私と言えばめちゃくちゃ温厚なことで有名ですし、よっぽどのことがない限り家族以外の他人にブチ切れることもありません。
中学生のとき、横断歩道を渡っていたら車がぶつかってきて横転したことがあったのですが、そのときも「あ、大丈夫です」と言ってその場を立ち去ったほどでした。(大丈夫じゃない)
しかしそんな私が、わざわざ怒りを伝えずにはいられなかった出来事がありました。
事の発端は、夏頃に解約したはずの携帯電話の請求がまだ続いていたことでした。
新卒で入ったブラック企業のアレで契約していたガラケーが2台あって、ただ引き出しに入れているだけなのに毎月3,000円以上の引き落としがあったんです。
そして3年経ってようやく契約更新月となり、ショップまで解約をしに行ったわけですね。
ただこのときに私が更新月を勘違いしていて、3年も待たなくていいことが判明しました。
なぜ3年だと思ってしまったかというと、端末代金の支払いが36ヶ月分割になっていたからです。
それなのになぜか更新年月は2年でした。
この時点でややこしいことすんなやと思ったのですが、これは完全に私に非がありますし、しかしあと1年分も通信していない通信料を払うのはつらいと思っていたら、法律の改定かなんかで事務手数料を払わずに解約できるとのこと。
でも時期の都合上今すぐはできないので、翌月もう1度来てくださいということになったんですね。
なのでまた日を改めてショップに行き、ようやく2台分を解約することができたのでした。
けれど私はここで大失態を犯してしまいます。
もう解約したから良いやと思って解約証明書を捨ててしまったのです。
この時はまさかトラブルが発生するなんて思ってもみませんでした。
しかしその後、1台分の請求が今になってもなぜか来続ける。
そういえば「端末代が微妙に残っているので、まだ請求があります」みたいなことを言っていたからそれかなと思っていたのですが、さすがに長すぎるでしょと思って今日問い合わせた次第でした。
ここまで読んでいただいてなんとなく感じたと思うのですが、私にもめちゃくちゃ抜けているところがあります。
なので結構下手に「解約したつもりなんですけど、確認していただけないですか? どうしたら良いですか?」と聞いたのですが、向こうの声音がどんどん変わるといいますか、完全にお前が悪いだろみたいな態度で来たのです。
この時点でもう怒りたくなったのだけど、そんな労力も使いたくないと思って最後にありがとうございますと言ってから切りました。
本当はありがとうなんて1ミリも思っていなかったものの、一応時間を割いていただいたのだから言いました。
そんな私なので、どんなにお客さんの方に非がありそうでも、謝罪の言葉が一言も無かったのがすごく気になってしまったのでした。
それから、手続きをした店舗に直接電話。
別にここで責める気なんてなくて、ただ事実を確認したくて「夏頃に解約したのですが、当時の履歴とか残っていないですか?」と聞いたらまた急に声が低くなって高圧的な態度になりました。
それから「夏頃の履歴はもう残っていないです」と言われたため、また一寸も思っていないありがとうございますを言ってから切りました。
は?????????
またか、また謝罪の言葉が一言もないどころか、顧客との履歴が残っていないってどういうことなんですか。
では私が解約したという事実は、あのとき私が破り捨ててしまった紙切れ1枚でしか保証されていなかったということでしょうか。
それって会社としてどうなんだと思ったし、普通にイライラが止まらなかったので、またカスタマーサポートの方に問い合わせをしました。
今なら怒鳴りつけてくるお客さんの気持ちが分かると思いましたが、出てくださるお兄さんは何も悪くないから、淡々とこれまでの経緯を話し、履歴って残ってないものなんですかという質問をしたところ言われたのです。
「申し訳ないのですが、履歴の管理は店舗により異なっておりまして…」
そう、その言葉です。
もうここまでくるとプライドをかけた争いみたいになっていますし、私がその電話を受ける側だった頃はとりあえずの謝罪の言葉の効力なんて知りませんでしたが、やっぱりちょっとあるだけで違う。
その後も「何のお役にも立てず恐れ入りますが…」などの枕詞が入り、最初からこのお兄さんが対応して下さったら無駄にイライラしなくて済んだのにと思いました。
別に今回の件に関わらず、「ありがとう」とか「ごめんなさい」といった当たり前の言葉が言えなくなってくる人って意外と多いなと感じるのです。
確かに、特に謝罪の言葉なんて自分の非を認めているようなものですから、口にするのに果てしない労力を使うのも分かります。
今日みたいになんでこっちが謝らないといけないんだと思う場面もあるでしょう。
しかし、たったのその数文字を発するだけで相手の気持ちがこんなに変わるのなら、1ミリも思っていなくともやはり言った方が良いような気がします。
「ありがとう」は言う側も言われる側も気持ちが良いし、「ごめんなさい」という言葉によって冷静になれて変なエネルギーを使わなくて済む。
まぁ本当に思ったときしか言わないからな!!というのもそれはそれでありだと思います。
もちろん言葉は大切にしないといけないものだけど、でも誰も傷つけない単語とかはもう少し積極的に発しても良いのではと感じるのでした。
そして今後はいついかなる場合でも、証明書関連は捨てないようにします。
あと顧客との履歴が残っていないとか嘘をつく(あるいはそんな管理をしている)会社はもう2度と利用しません。